ITeens Labのフィールドワークを開催しました!

ITeens Labでは年に数回企業や団体様とコラボしてフィールドワークを開催しています。

フィールドワークでは最先端のテクノロジーや様々な新しい働き方や企業に触れることにより、子供達には視野を広げ新しい学びを得てもらいます(^^)

NIWAKA SOFT × ITeens Lab. 特別フィールドワークを開催しました!
anno lab×ITeens Lab.フィールドワーク開催しました!

サイバーコネクトツー様とは

今回ご協力いただいたいのはゲーム制作会社のサイバーコネクトツー様!

株式会社サイバーコネクトツーは、福岡に本社を構え、東京、カナダ(モントリオール)にも拠点を持つゲーム制作会社です。

会社設立から24年、プレイステーション4やニンテンドースイッチなどに向けた家庭用ゲームソフトを開発しています。

代表作
・『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズ
・『ドラゴンボール Z KAKAROT 』
・『.hack』シリーズ など

サイバーコネクトツーHP http://www.cc2.co.jp/

いきさつ

今回特別フィールドワークの実現のきっかけは、ITeens Labの共同代表の近藤がプロデューサーを務める映画『電気海月のインシデント』のクラウドファンディングをサイバーコネクトツーの松山洋社長が支援してくれたことからメッセージをやりとりするようになり、ITeens Labの活動にも共感いただきフィールドワークの実施をお願いすることになりました!

ゲームクリエイターが大人気

小学生男子が「将来就きたい職業調査(2018年株式会社クラレ)」の第4位にランクインの「ゲームクリエイター」!

特にプログラミング教室に通っている子供達の中で、ゲームを作りたい・ゲームが好き、というモチベーションがきっかけで入会している子がとても多いです。

そんな憧れの職業ゲームクリエイターの現場を見ることが出来る企画!

ゲーム制作の現場見学とセミナーを実施!

まずは社内見学!

オフィス内の実際のゲーム制作の現場に潜入させていただきました!

オフィス見学(松山社長のツイッターから引用)

制作現場は機密事項も多いため写真NG!

こんな感じでゲームを作ってるのか!と生の空気を感じることが出来ました!

松山洋社長による特別セミナー!

ゲーム開発に必要な職種

ゲーム制作には

・プロデューサー
・ゲームデザイナー
・ディレクター
・アーティスト(グラフィックデザイナー)
・サウンド
・プログラマー
・QAコーディネーター

といった人材が必要になるそうです。

 

そしてITeens Labの生徒たちが気になるのはやっぱりプログラマー!

C++のプログラミングスキルが必要、という話を聞いて、イベント帰りにそのまま参考書を買いに行く生徒もいました!

真剣な表情でゲームクリエイターに興味を持つ小学生

松山社長「プログラマーを目指すなら、学校の勉強の数学が得意な方が良い。そして海外の最新の技術を学ぶために英語が出来た方が良い。ゲームには物理演算があるので物理も出来た方が良い。そして一番大事なのが”国語”!コミュニケーション能力がこれからの時代重要になってきます!」

学校の勉強がすごく大事です!

ゲーム業界についてのお話も!一年にどれくらいゲームソフトが発売されていて、どれくらい売り上げがあるのか。キャリアを考える参考になります。

ゲーム業界は2割の黒字タイトルで成り立っている!

めっちゃ勉強になるな…

ゲームクリエイターになるために一番必要なことは

松山社長「子供の頃からずっと漫画ばっかり読んでました。みんなが中学生になって恋愛や部活へと興味が移っていく中でずっと漫画を止めなかったです。アニメも見続けていました。ゲームもたくさん遊んでました。高校になっても変わらなかった。そしてさらに大人になる中で周りの人たちはエンタメ(漫画やアニメやゲームなど)から卒業していったし、周りの大人から、いつになったらあなたは卒業するのか、と言われ続けたけど結局卒業出来なかったですね。」

なんと、現在でも毎月漫画雑誌を60冊定期購読、放送されてるアニメを全て録画、年間150本劇場で映画を見る、年間100本ゲームを買っている、とのこと。凄まじいです。

カメハメ波を打つ松山社長

松山社長「もし、この我々の世界(エンタメ業界)に才能というものがあるんだとすれば、好きで居続けることを諦めない才能だと思います。周りの親や学校の先生や周りの大人たちからどれだけ否定されても結局止めることが出来なかった。諦めなかった先にプロが待ってるんです。好きを突き詰めた先にプロが待っているということだけは知っておいて欲しいなと思います。この世界に置ける第一条件は好きかどうかです。色々なものが嫌で逃げた先がゲームソフトだとしたら向いてないです。ゲームが好き!と言えるのであれば向いている世界です。」

松山社長「毎日好きなことばっかり考えて、仲間を集めて、ゲームを作って、子供達に喜んでもらえて、お金ももらえて、こんなに良いことばっかりでいいのかと思うけど、それが自分が好きなことを商売にするということです。」

ここから未来のゲームクリエイターが出現するのか!?

松山社長「我々は一緒に楽しくゲームソフトを作ることが出来る仲間を求めてます。そしてそれは若ければ若いほど良いです。理想は中卒(笑)まっすぐゲーム業界を目指してくれると嬉しいです!」

サイバーコネクトツー様、松山社長、貴重な機会をありがとうございました!

生徒だけでなく保護者からもゲーム業界への質問やゲームとの付き合い方に関する質問なども多く飛び出しました。

生徒のゲーム作りやプログラミングへの見方や向き合い方も少し変化したかもしれませんね!

この中から将来の有望なゲームクリエイターが出てくることを期待しています!