7/25(日)、第4回目となる「ITeens Lab文化祭」をオンラインにて開催しました!
ITeens Lab文化祭とは
子どもプログラミング教室ITeens Labでは、1年をそれぞれ4か月の3ターム制で構成しています。
各タームの終わりに設けられているオンラインイベントこそが、この「ITeens Lab文化祭」です。
「ITeens Lab文化祭」は生徒たちの作品発表の場であり、生徒達が行う日々の制作の明確な目標となっています。
また、それと共に子どもたちの頑張りや見に付けたスキル、伸ばしたポテンシャルを保護者の方々へ感じてもらう機会としてもご好評頂いております。
参加者を生徒の中から募集する形であり、その形式に関しては運営面でも生徒の自主性に任せたイベントです。
前回の様子も記事にまとまっておりますので、よろしければ御一読下さい!
発表の様子
今回の文化祭では個人発表の他にも、グループ発表に挑戦してくれた生徒も居ました!
個人発表の部
scratchで制作された作品で、UFOキャッチャーをテーマにしています。
現実のUFOキャッチャーに皆さんが抱いているイメージを正確に捉え、見事に再現していました!
マインクラフトに拡張機能を追加したり、起動したりするのを助けてくれるツールです。
何かのツールを用いて制作されたわけではなく、テキスト言語を用いて一から自力のみで制作されています。
またゲームのような形式での作品ではなく、きちんと実用性を持った『ツール』を制作しており、他の発表者とは毛色の違う異色の素晴らしい発表でした!
scratchで制作されたRPG作品です。
鬼滅の刃を元にしており、原作に登場するキャラクターを操作してストーリーを進めて行く構成になっています。
作り込まれたグラフィックは全て発表者の手書きであり、細部にまで行き届いたこだわりが感じられます。
非常に複雑かつ膨大なプログラムによって作り上げられていて、発表者の努力の結晶のような作品でした!
GDevelopというscratchに似た操作感のツールを用いて制作された作品で、
マリオシリーズのような横スクロールアクションのゲームになっています。
独特なグラフィックやキャラクターのモーションが非常に面白い作品でした!
scratchで制作されたシューティング系のゲーム作品です。
エンドレスに更新され続けるステージを次々にクリアしながら、スコアを伸ばしていく構成になっています。
scratchとは思えないクオリティの高い統一感のあるグラフィックが、世界観への没入を誘う素晴らしい作品でした!
scratchで制作された、弾幕ゲー(通称:避けゲー)と呼ばれる部類の作品です。
敵キャラから放たれる大量の弾を避けながら、自機から放つ攻撃を当ててステージクリアを目指します。
非常にスマートなプログラムで作られていて、全体的に安定感のある作品でした!
「hack for play」と呼ばれるツールを用いて作られた作品です。
クイズを解いてダンジョンの攻略を目指すというコンセプトのもとに制作されています。
懐かしいドット絵のグラフィックや、作品内容の面白さも相まって、見ていて楽しい作品でした!
ウルフエディターというRPG制作に特化したツールを用いて作られた作品です。
夜の学校を舞台に繰り広げられる惨劇――――を表現したホラーゲームで、怖いながらも続きが見たくなるような不思議な魅力を持っていました!
HTML、CSS、Javascript等のテキスト言語を用いて制作されたゲーム作品です。
テキスト言語でもって制作されているために、他のツールを用いて制作する際よりも制作の難易度は跳ね上がります。
しかし、その中で完成されたクオリティの作品を作り上げる発表者の底知れない技術力が垣間見える、そんな発表でした。
降ってくる障害物を赤色の自機を操作して避けるというのが主な仕様で、
ランダム性を持って降ってくる障害物や、粗いドットで表現されたシンプルなデザインが目を引く作品です!
グループ・クラス発表の部
イベントを通して、発表に立ち会った講師の口から「今回の作品はレベルが高い」という言葉が何度も発せられていました。
普段から生徒の作品制作を見守っている講師達は、生徒の作品に対して非常に目が肥えています。そんな彼らをしてそう言わしめるというのは、並の作品ではなし得ません。
そこからも分かる通り、今回はいつにも増して発表作品の全体的なレベルが高かったように感じました。
また作品の内容だけでなく、発表そのものでも実力を十二分に発揮した生徒が多く見られました。
発表の機会を活用してここぞとばかりに己のプレゼン力を光らせ、文化祭という場を一つの成長の糧としていく生徒は、やはりそうでない生徒に比べて成長の速度や度合いが大きいように感じます。
自らの主張や考えを言葉にして表現し、上手く相手に伝える技術は貴重であり、今後社会に出て行くにあたって必ず必要になる力です。
プログラミングに直接関係する能力だけでなく、生徒の自主性を支える根幹を作っていくカリキュラムは、ITeens Labならではのものです。
入賞作品紹介
優秀賞 作品名:「blenderで魅せる3DCGの魅力」
今回の文化祭において、共同代表近藤の厳しい審査の末、見事優秀賞を獲得したのは、作品名:「blenderで魅せる3DCGの魅力」でした!
「3DCG×コスメ」をコンセプトに制作された作品で、統合型3DCGソフトbrenderを用いてコスメ商品を3DCGで表現したものです。
各作品のカラーリングでは、ITeens Labのイメージカラーである青・オレンジ・グレーを使用されており、作品全体が統一感のある仕上がりとなっていました。
制作段階では実際のコスメ会社のSNS等を見てどうすれば魅力的に見えるのかを研究し、
作品だけでなく、その魅せ方――――並べ方や配置の方法にまで強いこだわりを持って制作に臨んだそうです。
また、発表者全体の中でも一際抜きん出たプレゼン力が光っており、発表のクオリティも非常に優れたものでした。
作品の出来もそうですが、何よりこの高いプレゼン力に裏打ちされた発表のクオリティが高く評価され、今回受賞するに至りました!
佳作 5作品
今回佳作を受賞したのは以下の5作品!
- 作品名「スターブレイドの旅」
- 作品名「勝ち進め!on空戦/let’ win!」
- 作品名「Ruby Launcher」
- 作品名「ITeens Lab CG」※動画制作クラス発表
- 作品名「鬼滅の刃」
どれも素晴らしく、それぞれが輝くものを持った会心の出来でした!
今回は惜しくも優秀賞には一歩及ばず……といったところでしたが、今後の成長に大きな期待がかかる作品たちです!
改めて、受賞した生徒の皆さん、おめでとうございます!
次回のITeens Lab文化祭について
次回のITeens Lab文化祭は、次のタームの終わり――4か月後の11月頃開催予定!
4か月後、1タームを経た生徒たちがどんな作品を発表してくれるのか、今から既に楽しみです!
今回の発表作品たちを超える作品と更なるスキルアップを期待しています!
また、今回の文化祭の様子は以下のダイジェスト形式の動画でご覧いただけます!
ぜひ一度ご覧ください!