2025年5月25日(日)、ITeens Lab会員を対象とした特別講座「中高生向け短期集中講座:情報Ⅰ~セキュリティ編~」を開催しました。

講師としてお招きしたのは、鹿児島情報高等学校 情報システム科の櫻井浩陽先生。現場の教育に精通した櫻井先生による、実践的でわかりやすい講義が展開されました。

講師プロフィール

「情報Ⅰ」とは?

2022年度から高校で必修化された「情報Ⅰ」は、情報社会を生きるうえで必要不可欠なリテラシーを育む科目です。ネットワーク、データの活用、情報モラル・セキュリティなどを体系的に学ぶことができます。本講座では、特に「セキュリティ」に焦点を当て、全4コマで実施しました。

講義内容

  1. 情報 I とは何か・全体像を知る
  2. ネットワークの基礎・身近なネットワークの仕組み
  3. ネットワークをめぐるセキュリティとリスク、具体的対策
  4. ネットワークのまとめ

講義スライド_情報Iをなぜ学ぶのか?

情報I_画面スクショ_01

情報I_画面スクショ_02

今回は中高生を中心に、小学生や保護者からの申し込みもあり、幅広い年齢層での学びの場となりました。

 

櫻井先生からのコメント

今回の講座には、幅広い年齢の方にご参加いただきました。年齢も興味もさまざまな中、時には説明が長くなり「退屈だったかな?」と心配する場面もありましたが、皆さんが最後まで真剣に耳を傾けてくれたことが何より嬉しかったです。

講座で扱った 「情報Ⅰ」 の内容は、インターネットの仕組みの初歩から、ネット社会を安全に歩く方法、ニュースに出てくる数字を読む方法まで、これからの暮らしに直結する“便利で大切な道具箱”のようなものです。今回の講座をきっかけに、日常の中で「このデータはどんな仕組みで通信されているのかな?」「この数字にはどんな意味があるんだろう?」と、少しでも立ち止まって考える習慣が芽生えたら、講師としてこんなに嬉しいことはありません。

これからも好奇心を忘れず、情報の世界を一緒に探検していきましょう。ご参加、本当にありがとうございました!

 

参加者の声(アンケートより抜粋)

  • 「全体的に分かりやすかったです」
  • 「知らないこともたくさんあって勉強になりました」
  • 「セキュリティやマルウェアの話が面白かった」
  • 「ネットで誰とでも繋がる怖さやセキュリティの大切さが事例でよく伝わった」
  • 「第4コマが難しかったです」
  • 「もっとSNSに絞った話が聞きたいです」
  • 「授業内では触れられなかったことを学べて楽しかった!」

学びへの意欲が伝わる感想も多く寄せられました。

今後も継続開催予定です!