『こどもハッカソン博多』を開催しました!

今回、ITeens Lab.だけでなく福岡を代表するキッズプログラミング教室3校(子どもプログラミング教室ITeens Lab.、Akky先生のプログラミング教室キッズプログラミング教室ミライト)が協力し、さらにハッカソン開催経験豊富なNPO法人SPICEが合同でイベントを開催しました。
(主催:EXA KIDS)

12名の子供達がそれぞれ3名ずつでチームとなりScratchで約9時間の開発を行いました(^^)
メンターのスタッフの元、ほとんどの人が初対面の中でチーム内でアイディアを出して作業を分担し、作品を完成させしっかりとプレゼンをしてくれました!

チームとしてもみんなしっかり機能しており、時間が経つに連れチーム内のコミュニケーションも取れるようになってきていたかと思います♪


初めてのチーム開発という試みでしたが、見学していた関係者の大人たちがしきりに子供達の能力に驚いていました()
現役エンジニアの方も子供の頃からこういったチーム開発の経験が出来るなんてとても羨ましいと言っていました。

普段プログラミング教室に通っている子供達の参加でしたが、普段の
一人での作品制作とはまた違った力を発揮することが出来、長丁場ながらかなりの集中力を持って作業を行なっていてびっくりしました。

テーマは「水の生き物」ということでしたが、
・釣りゲーム
・飼育ゲーム
・連打ゲーム
・横スクロールアクションゲーム
とそれぞれの個性が発揮されまくっていました!

ハッカソン主催の主催も行なっている大学教授の弘中先生からも各チームへの講評をいただきとても高い評価をいただいておりました。
大学生でもなかなかここまでの開発は出来ないだろうとのことで子供プログラミング教育の面白さを再認識しました!

弘中総評

(参加した子供たちへ)
「ハッカソンをする」ことは「挑戦をする」ことです。
今回、初めて子供だけのハッカソンでみんなが作ったものを見せてもらいました。
正直に言うと「子供だけでこんなことが出来るのか!」と大変驚きました。
どうして驚いていたかというと、ハッカソンでは大人でも完成させることが出来ないことがありますが、みんなきちんとゲームを完成していました。
「完成させる」ということは大切なことです。
しかしそのためにはいっぱい努力と勉強が必要です。
みんなはこれをやってのけた、これはとても立派なことです。
これからもたくせん挑戦をしてください!

(保護者の皆様へ)
ハッカソンはとても大変です。その名前が示す通り「自分の知識と技術を総動員して限界に挑む」わけです。
今回の審査員をお受けしたときには子供たちがやり遂げることができるか不安がありました。
しかし、杞憂に終わり、大人たちのハッカソンと比べて遜色ない結果であったと感じております。
初めて会った者同士が意見を出し合い、役割を分担し計画をたて実行する、これを一日で成功させることは大人でも難しいことです。
子供たちへのメッセージでも書かせて頂きましたが、「完成をさせる」ということは大変重要なことです。
今回の経験により、子供たちは「挑戦」と「達成」を学び、一段階成長できたのではないでしょうか。

弘中大介
NPO法人SPICE理事長
福岡工業大学短期大学部 准教授

参加者や保護者による投票でMVPも決め、ボタンを連打してカエルをうまくジャンプさせるゲームを作ったチームがMVPとなりました☆

チームの子供からコメントをもらったのですが印象的だったのは
“MVPになって嬉しいけど僕は他のチームもすごかったと思う”
というコメントでした。

やりきったからこそお互い認め合って清々しい気持ちになれたのでしょうか。

参加者も関係者も保護者の方にもとてもいい経験で思い出に残るイベントになりました!