可愛い子には旅をさせよ。
ITeens Lab.共同代表近藤です。
昔の格言はバカに出来ません。
「可愛い子には旅をさせよ」
誰しも一度は聞いたことがあるであろうこの格言。
可愛い子には旅をさせよとは、我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよいということ。
だそうです。
これ、たぶんなかなか世の中の親や大人たちが出来ていません。
きっとこうした方がいいと思っていてもやはり子供達に心配はつきもの、旅に出させたら子供も不安だけど親がそれ以上に不安なんです。
ついつい干渉してしまう。そんなものでしょう。
そして僕が大事だと思うのは甘えないことだけでなく、親の元を離れることによって素の自分を出していくことだと思います。
親の前では素の自分を出せないことがある
しかし、子供は親がいる場所では親に頼ってしまったり、気を使ったり、良い子を演じようとしてしまったりしてしまうことがあります。
筆者は小学校の時ドッジボールクラブに所属していました。
もちろん楽しかったのですが、活動に保護者が一緒でした。
いろんな子供達の保護者たちが、お茶を作ってくれたり練習の手伝いをしてくれたり、コーチをしてくれたり、私の親もそうでした。
もちろんありがたいことだけどやはり親の目をどうしても気にしてしまいました。
親の前で失敗したくない、ふざけることが出来ない、自分の意見を言いにくい、など。
このプレッシャーさえなければもっと単純に楽しめたような気もしています。
旅に出ると家庭から離れることが出来る。
旅に出ると、その期間中は家庭とは違う環境に身を置きます。親から離れることによって自分を解き放つことが出来るのです。
最初は親から離れると不安できついことやつらいこともあるでしょうが、それを乗り越えていくと自分の好きなように判断し、楽しむことが出来ます。
なので自分の頭でしっかり考えたり、のびのびとやりたいことをやるためには家庭とは違う環境に身を置くことがけっこう大事だと思います。
旅ほど大掛かりじゃなくても、家庭や学校といった普段の環境とはまた違った環境に身を置くことで同じように子供の能力を伸ばすことも可能だと思います。
習い事は短時間のちょっとした旅のようなものではないでしょうか。
ITeens Lab.でも、教室に通い始めた時は親から離れて知らない人ばかりの環境に入ることになります。
最初はとても不安ですが徐々に慣れてくれば伸び伸びと楽しむことが出来ます。
これは自立へ繋がっていくことだと思います。
そして教室には全然違う環境で育った見知らぬ子供達が居ます。そして若くて面白くて優しいITeens Lab.のスタッフが居ます。
子供にとっては、いつもの家庭内での自分とはまた少し違った自分を見つけることが出来る、そんな空間になるかもしれません。
親の目を気にせずに、自分でしっかり考え判断して、思いっきり楽しむ。
なので原則として保護者の方にはゼミ中は退出していただいております。
(たまにちょっと様子を見るのは全然OK)
そしてゼミ終わりや家庭に帰ってから、小さな旅の感想をしっかり聞いてあげるのが良いでしょう。
子供は親の目の届かないところでしっかり成長していくものだと思いますので安心して通わせてください(*^_^*)