この企画は、日頃の生徒さんがどのような作品を作っているか知ってもらうコーナーです。
第5回目は姪浜ラボ所属小学6年生、山津ゆづきちゃんの作品です。

作品

タイトルは【音楽ゲーム(⋈◍>◡<◍)。✧♡】

作品概要

最初に音色を選んで下さい。

キーボードを押すことで音を鳴らす事が出来ます。
Aはド・Sはレ・Dはミ・Fはファ・Gはソ・Hはラ・Jはシ・Kは高いドで音を鳴らす事が出来ます。
さらに猫をクリックする事で、演奏補助が出来ます。

作品の説明

楽器を演奏するアプリケーションになっています。
最初に奏でたい楽器を選択し、選択した楽器の音色で演奏していきます。

キーボードを押すと、該当する鍵盤が光るのでとても分かりやすいです。

また、左の猫をクリックすると演奏補助モードが起動します。

このように、たくさんのキャラクターが出てくるので好きなキャラクターをクリックします。

好きなキャラクターをクリックすると、キャラクターをモチーフにした曲の演奏補助が始まります。

演奏補助通りに弾くと、簡単に曲を演奏する事が出来ます。

また、背景が時間が経つごとに少しずつ変化するという、細かい趣向も凝らされており、とても気持ちの良いUXとなっています。

プログラムの簡単な説明

演奏補助機能は、リストを使って表現しています。
クリックされた、スプライトごとに追加されるリストが異なります。

このリストと押されたキーボードが対応するように「音色」の変数の値を比較することで、演奏が正しく奏でられているかを判定しています。

また、私が個人的に好きなポイントは、メッセージがわかりやすいようにスプライトに対応した絵文字を使っていることです。

こうすることで、目で見てすぐにどのスプライトと対応したメッセージなのかが分かります。
初見の人でもわかりやすく配慮があり、とても丁寧なプログラムだと思います。

まとめ

小学6年生とは思えない、完成度の高い丁寧な作品となっています。
子供の頃に遊んだ、電子ピアノコーナーを彷彿とさせる作品となっており、遊んでいてとても楽しい作品となっています。
また、演奏の仕方がわからない人でも楽しめるように演奏補助機能をつけるなど、ユーザーに配慮されたとても素晴らしい作品です。
プログラミングのスキル的にもリストを使うことで、演奏補助機能を表現するなど、高度でスマートなプログラムが組めています。
これからの、作品制作にも期待大です(^-^)