この企画は、日頃の生徒さんがどのような作品を作っているか知ってもらうコーナーです。
第6回目は太宰府ラボ所属小学5年生、前田りょう君の作品です。
作品
タイトルは【最終話!猫の大冒険!Ver7.0!】
作品概要
スクラッチキャットを操作して、敵キャラであるサメを倒すというゲームです。
aキーで破壊光線が出せます。Zキーでは、ブーメランが出せます。
勝てばサメの牙というアイテムがGET出来、新しい技を覚えられます。
負けると、残高が減ります。時間が終わるか残高が0になると、ゲーム終了です。
作品の説明
敵を避けながら攻撃し倒すというシンプルなゲームですが、飽きさせない工夫が至る所にちりばめられています。
また、とても細かいところまで気を配っています。この部分が1番凄いなと思いました。
まず、スタートでメニュー画面がちゃんと作られていること!
オプション画面もあって作り込まれていますね。一見、当たり前と思うかもしれません。実は、自主制作作品では、起動した途端にゲームがスタートするという作品も多いです。
しかし、現在世に出ているゲームでは、起動した瞬間に”ゲーム開始!”なんて事はありません。
この辺りをしっかり作り込むのは、非常にユーザーフレンドリーで、とても良い事だと思います。
そしてゲームをクリアしメニュー画面へ戻ると、サメの牙と言うアイテムがゲットできます。
サメの牙を集めると、”おぼえるわざ”という新しい項目が登場しました!
ここでサメの牙と引き換えに、新しい技を覚えていくという流れですね!やり込み要素がしっかり入っています(*‘∀‘)
プログラムの簡単な説明
基本的には、沢山あるスプライトをメッセージを使って表示させたり、機能させたりしています。
そして個人的に1番「おもしろい!」と思ったのが、ゲームの中身や内容では無く、ゲームが始まる前のロード画面を作っている所なんです(*‘∀‘)
このロード画面は、下記の様にコスチュームを変えてクルクル回る動きを再現しているんですが、
一瞬フリーズするんです。
それがとてもリアルで、細かくて、面白いなぁと唸ってしまいました。
上記がロード画面のプログラムです。非常にシンプルですが、この”2秒待つ”がフリーズを再現しています。この”2秒待つ”はこの作品の中で勝負の一手ではないでしょうか(*^^*)
まとめ
とにかくディティールにこだわった作品だと思います。
世に出ているゲームの、リアルな部分が再現されていますね。
複雑なプログラムを組まなくても、アイデア次第では心に残る動きが作れるんだなと勉強になりました(*‘∀‘)