まだまだ何かが足りない…
『ITeens Lab.』
これまで使ってきた私たちの名前だ。
この名前で福岡にプログラミング教室を13箇所も展開してきた。
スタッフ・生徒たちはこの名前に誇りを持っていた。
そして何より、この名前と共に、子どもたちの未来を考え、行動してきた。
だけどまだ足りない。
私たちはもっと成長できるはずだ。
何かが私たちの成長を妨害している。
一体何が……。
……
プログラミング教育のその先を考える
ここから一歩進むために、プログラミング教育のその先を考える特別対談を実施しました!
2020年春からついにスタートするプログラミング教育義務化
これからのプログラミング教育はどうなっていくのか
ITeens Labはどうしていくのか
ITeens Labの代表古林 侑樹(こばやしゆうき)と共同代表の近藤 悟(こんどうさとし)が語りました。
Youtubeに対談のフル動画もありますので下まで読んでいただけると嬉しいです。
2020年、プログラミング教育義務化について
「プログラミング教育義務化直前ですけど、どうですか?」
「正直、大丈夫かなって感じ。」
「僕たち5年間くらいプログラミング教室やってきて、けっこう前から義務教育化決まってたけど思ったより大きな動きは無かったのかなという印象。」
「何してたの、っていう(笑)」
「学校単位で頑張ってる先生がいるって話は聞きますけどね、孤軍奮闘してる。」
「論理的思考能力っていう言葉が1人歩きしてる。」
「その結果プログラミングというか、パソコンじゃなくても良い、みたいな本末転倒な形も見受けられますよね。」
「文科省の提言をサイトとかでちゃんと読めばまとまったことを言っているけど、果たしてそのメッセージを学校の先生たちや教育委員会がちゃんとキャッチ出来ているのかっていうのはすごく不安。」
「現場の先生も“プログミング教育しなきゃいけないけどどうしたらいいの”みたいな声はけっこう聞きますね。そして自ら動いて色々実践してくれてる方もけっこういるんですが環境の整備などのサポートが薄い面もあるみたいです。」
「上手く連携を取り合いたいよね」
プログラミング教育って何が大事なんだっけ?
「教育全体として見て、プログラミング教育をどういう位置付けにするのかまだあんまりはっきりしてないよね。国語算数英語社会みたいないわゆるお勉強として見るのか、教養的な扱いなのか、技術指導をしていくべきなのか。教育業界もIT業界もけっこうふわっとしてる。」
「教養が身につきますよ、とか将来食うのに困らないですよ、とかどういう建前で言うか、だと思うんですよね。実際全部価値がある話だから。どれが重要なのかっていうのを決める必要があるのか。義務教育化の際にも”論理的思考能力が身につく”とか何が一番大事なのかってのを、言い方をずっと議論してたけど全部大事なんだけどなぁ、という。プログラミング教育って言うけど広く言えばIT教育なわけで、中身はかなり細分化出来る。」
「オンラインコミュニケーション、コーディング、画像編集、ハードウェア、ネットワークとかいろんな分野があるもんね。」
「論理的思考能力も身につくし、逆に感情の部分も大事だし、右脳も左脳も使うし、デザインシンキングやアートの文脈なんかも大事になってくる。とても複合的に重なってくる。どれも大事。」
民間業者はこれからどうしていく?
「やってることに業者によってクオリティのバラつきがかなりあるよね。教育というか自社のコンテンツ売りたいだけみたいなとこもあるし。」
「まだ業界の市場が狭くて、プログラミング教育をやるプレイヤーが少ないですよね。
これがどんどん市場が大きくなってきたらブラッシュアップされていくはず。」
「プログラミング教室だとどこの教室が良いとかどこの先生が良いとか、分かりづらい。塾の場合だとその是非は置いといて進学実績や成績が上がったかなどが一応指標としてある。プログラミング教育にはまだ指標があまり無い。」
「教育ってデータが取りづらい分野なんですよね。
10年スパンとかで見ないと本当にその教育が良かったのかとかが分からない。
なので印象で決まってしまう面がある。」
「確かに。我々ITeens Labではプログラミングに重点を置き過ぎずに、ITを使ってどうやって自分のやりたいことを実現していくか、というところに重点を置いてきた。でも一部のプログラミング教育は形骸化してきてると思う。プログラミング教室ってこのままで良いのか?という議論をしていきたい。」
「プログラミング教育とかプログラミング教室ってワード自体が特に2020年はホットになると思うんですが、
そこでそのワードさえつけとけば中身は大したことしてなくても良い、みたいなことになると良く無いなと思う。
プログラミング教育というワードを使いながらも裾野の広い教育をしていきたい。」
「ここから2,3年すると学校教育でのプログラミング教育なんかも、もっと本格的にはなってくると思う。その時に民間の教室とかはどういうことをするべきなのかって話になってくる。」
「今まではまずはパソコンやプログラミングに触れさせるきっかけ作りの部分だけでもとても価値があった。
でもこれからは学校がそれをやってくれるので、それだけでは業者の価値は減ってくると思う。」
「フランチャイズパッケージを導入しただけの教室も多いけど、そういう人たちが一歩先のIT教育を考えていけるのかってところも不安が残る。」
「例えば、Scratchの使い方だけ分かります、みたいなのって野球教室で素振りだけやっているようなもんじゃないか。筋トレとか走ったりとかチームワークだったりとか勝ち負けの経験とか、もっといろんな要素がプログラミングにもあるはずで、素振りだけいくら速くなってもしょうがないんじゃないか。」
「教えるべきはIT社会の歩き方だよね。野球の例えで言うと、野球教室に通っている子が全員プロ野球選手とかコーチを目指すわけじゃない。そこを通じていろいろなものを学ぶことにこそ価値があるんじゃないか。」
これからの懸念点
「僕がプログラミング義務教育化で懸念している点があって、学校でみんながこういうものに触れて楽しんでくれるととても良いなと思う反面、”楽しい”で終わってくれるのかなっていう。」
「というと?」
「例えばプログラミングやパソコンに関わる暗記テストとかをやらされたりすることによってその分野を“嫌い”になってしまうようなことが無いか。学校の勉強イコール嫌なもの、みたいなイメージにはなりやすい。一回嫌いになってしまった人をもう一度好きにさせるのってけっこう難しい。」
「なるほどね〜。」
「嫌いになってしまうくらいなら、ある程度自由に楽しい範囲でやってもらいたいなと思ってる。」
「機会提供は大事だよね。俺の方からも懸念点が一個。日本のIT教育が海外の先進国と比べると出遅れている中で、2020年からプログラミング教育を導入してそれで問題解決出来たと思ったら大間違いだということ。」
「ようやくスタートラインってことですね。」
「コーディングってなった時に英語がネイティブじゃない日本の子供達にとってはそれだけでもビハインドがある。まだまだこれからいろいろな問題を解決していかなきゃいけない中でのようやく一歩目が踏み出せたってことだと思う。今の子供達は現在よりもさらにグローバリゼーションに晒される時代になる、その中で海外の人材と比べられた時にどうなるかってことまで考えなくちゃいけない。公教育だけじゃ全部カバー出来ないのはみんな分かってるからぜひ民間業者も頼って欲しい。」
対談Youtubeはコチラ⬇️
ピリオドのその先へ
……
……
……そうだ。
『これ』だ。
私たちの成長を阻む何か。
その正体はこれだったんだ。
……
……
……
『.』(ピリオド)
それは終わりを意味する記号。
何者もこれ以上先に進むことはできないという証。
終止符。
こんなものに私たちは負けない。
負けるはずがない。
子どもたちの未来を守るためならば!
……
……
……
『ITeens Lab』
これが私たちの新しい名前。
ピリオドを乗り越え、その先の未来を手に入れた姿。
終わることのない子どもたちの成長の象徴。
ここに『ITeens Lab』は『ピリオドのその先へキャンペーン』を開始したことを宣言する。
キャンペーン内容
2019年12月中に入会された方は月謝が1ヶ月分無料となります。
まずは無料体験会へのご参加をオススメします。
無料体験会が開催されていないラボでの体験もお気軽にご相談ください。通常のゼミに混じっての体験も可能です。
また、体験会に参加せずに入会することも可能ですのでこちらもご相談ください。