こんにちは!広報スタッフの滉太郎です。
新しいスタッフが増えたので、さっそくインタビューしてきました!
今回は、ベールに包まれていたねざき先生。
やましょー先生の紹介でITeens Labスタッフになったねざき先生はUnityの達人であることが判明!
ねざき先生は一体どんな人なのでしょうか。
屈折率で画像を解析!
ねざき先生はスタッフの中で、ベールに包まれた存在となっているのですが年齢や職業を教えてもらってもいいですか?
年齢は今年23歳になります。(2023年時点)
今は、九州工業大学大学院に通っています。
大学生の時はやましょー先生と同じ学部でした。
やましょー先生の紹介でITeens Labに在籍し始めたのはうっすら知っていたのですが、大学時代の同級生だったんですね!
大学院ではなにを研究しているんですか?
生体組織の画像を高解像度化するシステムの研究をしています。
生体組織の画像というのはCTとかそういう感じですか?
CTやMRIで映るものとは違いますね!
生体の組織って透明なので、普通に撮影しても何も映らないんです。
そこで、光の屈折率を記録して分布から生体組織の場所や形の情報を提供するものになります!
光の屈折率で判別するのはすごいですね。
高度な画像処理の研究をしようと思ったのはなんでなんですか?
画像処理には元々興味があったのと、研究内容を考えていた時期にStable Diffusionという画像生成AIが話題になった事を受けて、今の研究室にめちゃくちゃアプローチをかけて入れてもらいました!
画像生成のAIはすごく注目を集めてますよね!
今はほぼ毎日研究でプログラミングをしていると思うのですが、大学に入る前からプログラミングに触れたりはしていたんですか?
小学5年生の頃にMinecraftのmodを作るためにJavaに少しは触れてましたが、すぐに挫折しました笑
そのあとは高校でPythonを習ったりはしましたが、本格的に学んで動くものを作れるようになったのは大学からですね!
Unityを使った自作アプリ
小学生の時に自作しようとしていたのは、ITeens Labの生徒たちと一緒ですね!
今回やましょー先生の紹介でITeens Labに加入したと思うですが、なぜプログラミング教室で教えてみたいと思ったんですか?
2022年にUnityを使ったアプリ開発をしてコンテストに出たことがあって、その時に学習したUnityやBlenderの知識を活かしたいと思ったからですね。
Unityを使ったアプリ開発というのはどのようなアプリを作ったんですか?
車いすの方は外出する時にトイレの場所や地形で困る事が多いみたいで、それを解決するアプリです。
目的地の地形をアプリで事前に体験することができるように、Unityやblenderを使ってリアルな再現をしました!
すごい良い発想のアプリですね!
どういう場所をテストで作ったんですか?
オートレース場をモデルにしました!
地形はGoogle mapやGoogle earthに加えて、実際の現場を測定したデータを使いながら作りました。
すごく時間がかかったんじゃないですか?
チームでやっていたので、だいたい3ヶ月ぐらいでしたね。
WEBアプリとVRアプリを作ったので、WEBアプリだけだともっと早かったかもしれないです!
チームで取り組むのはいいですね!
ちなみにコンテストの結果はどうだったんですか?
結果というのは実はなくて!笑
最初にアイデアを募って、選ばれたアイデアを実現していくというコンテストなので優勝とかはなかったです。
ただ、最初のオートレース場に加え2カ所で実験をさせてもらえたので印象は良かったんだなぁと思います!
すぐに相談できる相手になりたい
Unityをそのレベルで使っていた人がスタッフにいるというのはもの凄く心強いですね!
実際ITeens Labで働いてみて、雰囲気とかはどうですか?
とよ先生に色々と教えてもらったんですが、生徒との距離感をはじめ、ほんと見習うことが多くて!
やましょー先生は予想通りな感じです(笑)
やましょー先生が予想通りというのはどういうことですか?(笑)
彼は相手の年齢によって対応を変えたりしない性格なので、生徒に対してもちょうど良い大人な対応をしていますね!
大学の頃に話していた感じと一緒でした(笑)
裏表がない性格はいいですね!
今はどのゼミに入ることが多いですか?
Unityクラスに入ることがほとんどです。
1回だけ3Dモデリングクラスに入りましたが、Unityクラス一本って言っていいぐらいUnityクラスです(笑)
経験をすごく活かした形でゼミに貢献してくれているんですね!
生徒たちの作品を見て感じるものはありますか?
発想力に感激します!
文化祭でも有名になっている生徒たちをはじめとして、昔の流行のリバイバルとか僕にはない発想が溢れていて「すごい」の一言に尽きますね。
彼らの熱中力みたいなパワーはすごいですよね!
どんどん自分で調べて制作を進めていったり、細部までのこだわりというか。
生徒とのコミュニケーションで気をつけていることはありますか?
遠くなりすぎない距離感を大切にしています。
Unityは自由度が高いので、質問したいことや相談したいこと、分からない事が多いと思うので、簡単に話を聞ける相手になれるように声掛けなどを意識しています。
タメ口で聞いてもらえる関係性を築きたいですね笑
どんどん質問とか出来る人がいることは、生徒たちからするとすごく助かると思います!
周波数ごとに音を分ける?!
ねざき先生のプライベートのことを聞いていきたいのですが、趣味でやっていることとかありますか?
ここもやましょー先生と被る部分があるんですが、作曲や画像編集が趣味です(笑)
(ねざき先生が作った曲を聴いてみてね!)
作曲というのはどういう曲を作るんですか?
王道のジャンルではなく、歌がなく楽器メインのジャンルになります!
例えばでいうとAppleやGoogleのCMで流れているような感じの曲ですね。
どこか中毒性のあるテイストってことですね!
なんでそのジャンルの曲を作ろうと思ったんですか?
昔、youtubeで「beat mania」という音ゲーのプレイリストをずっと聞いてるなかにブレイクコアの音源が入っていて、そこで衝撃を受けてハマっていきました。
beat maniaにそんなジャンルが入っているのは、すごい偶然ですね!
探すのが難しいぐらいのジャンルなのでほんとに偶然です(笑)
音楽の制作までできるという事は、将来的には音楽制作クラスにも入れそうですね!
スキル的にはいけそうですが、理論的な部分がまだまだ弱いんですよね。
なので、どこまでサポートできるかは分からないです!
ねざき先生ならちょっと勉強したら全然いけそうですけどね!
他に最近やっていることとかありますか?
作曲に使うツールを自分で開発とかしています。
Maxという言語を使って、音源を周波数ごとに分けて、それをいじって音を作るツールを作りました!
それ以外だとAI関連の論文を読んだりしています。
曲を作るために、音を作るということですね!
とよ先生とかすごく好きそう笑
最後に、今後はどのような先生になっていきたいですか?
質問しやすい雰囲気づくり、分かりやすい説明ができる先生になっていけたらと思っています!
分かりやすい説明というのは場数になってくる部分ではあると思いますが、ねざき先生の研究熱心さがあれば余裕だと思うのでめげずに頑張ってみてください!
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