この企画は、日頃の生徒さんがどのような作品を作っているか知ってもらうコーナーです。
第4回目は太宰府ラボ所属小学4年中村ひろきくんの作品です。

作品

タイトルは【千手観音戦】


あの、人気ゲーム青鬼をモチーフとした作品です。
こういった様に実在するゲームからアイデアを取り入れたり、自分なりにアレンジする事が出来るのも
プログラミングの長所の一つでしょう!

ゲームはシンプルに、この千手観音青鬼から逃げたら勝ち!捕まったら(触れてしまったら)負け
というもの。

作品説明!

主人公のプログラム

↑これは主人公のプログラムです。
しっかり条件分岐されていてプレイヤーはこの主人公を操作しながら青鬼から逃げていきます。
注目点は

  • 何も押さなくても常に下に移動するプログラムが入っている事
  • ↓キーの時だけ動きが大きくなってる事

この2つでとても独特な操作感になっています。


↑青鬼に触れると、無残な姿に…

船のプログラム

次に船のプログラムです↓

主人公は船に乗って脱出するのですが、主人公が船に触れると、メッセージを送ります。旗のマークのメッセージ1を呼ぶという箇所です。

このメッセージがトリガーとなり、敵キャラのプログラムが発動されます↓

敵キャラが消滅する表現をプログラムで組み込み、最後に新たなメッセージ、メッセージ2を呼びます。

クリア画面のプログラム

メッセージ2が受け取るプログラムはクリア画面を表示させるもの↓

無事にクリアです。

まとめ

プログラミンはScratch等に比べると機能が制限され、作品の幅は狭まります。
しかしこの様にメッセージを上手に使うと、このように色々なキャラをメッセージで連動させる事や、
しっかりクリア画面を表示させたりする事も可能です。
ひろき君はこのメッセージを上手に使い、効率良くこのゲームを制作していると思います。
また、個人的には青鬼本体と捕まえる手を別の絵にする事でとても効果的で面白い視覚効果を生んでいるなと思いました。
彼は生粋の表現者なので、これからも面白い作品を沢山制作してくれることでしょう。期待しています😉