3/21(日)、第3回目となる「ITeens Lab文化祭」をオンラインにて開催しました!
ITeens Lab文化祭
子どもプログラミング教室ITeens Labでは1年をそれぞれ4か月の3ターム制で構成しています。
また、1ターム毎に「ITeens Lab文化祭」というオンラインイベントの形で作品発表の場を設けることで、子どもたちの明確な目標作りの一助を担い、それと共に子どもたちの頑張りやスキル、ポテンシャルを保護者の方々へ感じてもらう機会としています。
発表の様子
文化祭には個人で発表に臨んだ生徒だけではなくチーム発表に挑戦した生徒たちもおり、
ビジュアルプログラミング言語『scratch』を用いて制作された作品や、画像メーカー『Picrew』とそれを利用して制作したイラスト作品の紹介等、多種多様な発表がありました。
ゼミを通して磨かれた子どもたちのセンスが遺憾なく発揮されており、発表された作品はどれも独創的かつ前衛的で、非情に魅力のあるものばかりだったように感じます。
発表者たちは、作品だけでなく発表の際に用いるスライドや紹介の仕方等にもこだわって発表へ向けて入念に準備をしており、発表自体もハイレベルなもの揃いでした。
入賞作品紹介
第3回文化祭では、MCを務めた共同代表のドゥー先生(近藤)の審査によって優秀賞、佳作を受賞する作品がそれぞれ選定されることになっており、
発表作品中、優秀賞:1作品、佳作:4作品が入賞を果たしました!
優秀賞
『メインディッシュ』・『スイーツ』
Webモデリングソフト『Tinkercad』を用いて制作された3Dモデル作品です。
制作テーマは『食べ物』。作品タイトル『メインディッシュ』・『スイーツ』の2作品を制作してくれました。
ツールに触れ始めて一月足らずということでしたが、作品は細部まで作り込まれており、その上達スピードも相まってスタッフを唸らせる素晴らしい作品でした。
また、作品制作のためゼミの後に居残りで作業した裏話があるなど、制作段階から文化祭に対する熱意に満ちた3人のグループ発表は、
高度なチームワークとキャッチーなキャラクターも相まって、非常に高いクオリティに仕上がっていました。
クオリティの高いプレゼンと完成度の高い作品が合わさり、晴れて今回、優秀賞に輝きました!
佳作
猫と歩こう石垣島
『scratch』を用いて制作された、発表者が実際に住む地元――石垣島を巡るツアーを疑似体験できる作品です。
猫のキャラクターと共に島を巡るストーリー等、作品全体を通してポップなテイストに統一されており、
非常に完成されていて、魅力的であると感じました。
Minecraft建築作品集
Minecraftの建築作品をまとめた作品です。
独自に動画を用意する等、発表資料の準備から既に発表に対する熱量が感じられます。
発表者のMinecraftへの愛が伝わってくる素晴らしい発表でした。
ドラゴンバトル
『scratch』を用いて制作された、二人プレイバトルアクションゲーム。
多彩――ではなく膨大な攻撃アクションを実装した作品には、その派手さも相まって視覚的に惹きつけられます。
前述のように「膨大」とも言える数の攻撃アクションを実装しながら、
それでいて1つのゲームとして破綻していないというのも特徴であり、発表者の技量の高さが見て取れます。
Maincraft?
『scratch』を用いて制作された、弾幕ゲーム(別称:避けゲー)です。
UNDERTALEのゲームシステムとMinecraftのビジュアルが組み合わせられています。
本人曰く「鬼畜ゲー」を目指して制作したそう。
見た目に映るスプライトの動き方から、既にとんでもない量のスクリプトを組んでいることが分かる等、
総観して発表者の壮絶な努力が感じられる作品でした。
次回のITeens Lab文化祭について
今回は発表者の作品・プレゼンのどちらもクオリティが高く、強者揃いの文化祭となりました。
次回のITeens Lab文化祭は、次のタームの終わり――4か月後の7月開催!
4か月後、1タームを経て更にスキルアップした生徒たちには、今回の発表作品たちを超えるようなクオリティの作品を期待しています!