8月5日(火)に、ITeens Lab短期講座として「情報Ⅰ〜情報デザインと統計について〜」を開催しました!現役高校講師である櫻井浩陽先生をお招きし、高校の必修科目である「情報Ⅰ」の中から、特に重要な「情報デザイン」と「統計」の分野に焦点を当てた短期集中講義を行いました。5月に行ったセキュリティ編に続き2回目の開催です。

講師紹介:櫻井 浩陽 先生
今回の講師は、原田学園 鹿児島情報高等学校ご所属の櫻井 浩陽 先生です。 1992年生まれの櫻井先生は、10年間システムエンジニアとして様々な開発に携わった後、高校の教員に転身されたという異色の経歴をお持ちです。趣味はギターとベースという多才な先生です。
「情報Ⅰ」とは?
2022年度から高校で必修化された「情報Ⅰ」は、情報社会を生きるうえで必要不可欠なリテラシーを育む科目です。ネットワーク、データの活用、情報モラル・セキュリティなどを体系的に学ぶことができます。
講義内容:情報デザインと統計を深く学ぶ4コマ
講義は、高校生だけでなく中学生も参加しやすいよう、入門的な内容からスタートしました。前回参加された方も、今回が初めての方も、どちらも楽しめる内容となっていました。
第1コマ:コミュニケーションと情報デザイン①
デジタルとアナログの基本から始まり、画像データの仕組み(ピクセル、RGB)や、ラスター画像とベクター画像の違い、画像ファイル形式、データ圧縮の考え方など、情報デザインの基礎を学びました。
第2コマ:コミュニケーションと情報デザイン②
動画データの仕組みやコーデック、圧縮の原理を解説。さらに、メディアとコミュニケーション、そしてデザインの基本となる「レイアウト4原則(近接・整列・反復・対比)」、ピクトグラムやユーザーインターフェース、著作権とライセンスといった、現代社会で必須となる知識を深掘りしました。

第3コマ:統計① — データの眺め方と可視化
午後の部は統計学の入門から。記述統計の基本をざっくりと理解し、箱ひげ図の描き方や、量的データ間の関係性について学び、データの見方を広げました。

第4コマ:統計② — 推測統計とテキストデータ分析入門
統計的仮説検定の流れを学び、ABテストや医薬品試験のミニシミュレーションを通じて、統計がどのように応用されるかを体験。最後にテキストデータ分析の入門まで触れ、データ活用の幅広さを実感できる内容でした。
メディアで使われる統計の罠についても触れて、面白い内容でした。
統計の分野では実際に平均値、中央値、範囲分散、標準偏差を計算して、値を出してみました。手を動かす時間も以前より増え良かったです。


参加者・講師からのコメント
参加者の皆さんからは、普段の学校の授業ではなかなか触れる機会のない専門的な内容を、現役の先生から直接学べる貴重な機会として、好評でした。特に、情報デザインの原則や統計の具体的な応用例は、今後の学習や日常生活にも役立つ知識として、参加者の皆さんの学びを深めることができたと感じています。
櫻井先生のコメント
情報Ⅰの講義に参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
今回は「コミュニケーションと情報デザイン」と「統計学」をテーマにお届けしました。統計のパートはやや難しかったかもしれませんが、ニュースで目にする数字やグラフを読み解くヒントをつかんでいただけたならうれしく思います。
これからもデータリテラシーを一緒に磨いていきましょう!
ITeens Labでは、今後もこのような実践的で専門性の高い学びの機会を提供し、子どもたちの知的好奇心を刺激していきます。