この企画は、日頃の生徒さんがどのような作品を作っているか知ってもらうコーナーです。
第7回目は太宰府ラボ所属中学2年生、金房るりちゃんの作品です。
作品
問題作成ツール
作品概要
自分で問題を作成し、回答をしていくという作品です。
テスト対策で使える事も出来そうです☆
作品の説明
背景のデザインがまさに教材チックな感じでとても雰囲気あります(*’▽’)
青や水色はリラックスや集中力を高める心理効果があるので勉強するにはもってこいですね。
プラスのボタンを押すと、問題が作成できます。
問題を作成した後は、続けて正解を書き込んでいきます!
tryボタンを押せば、回答モードになり、自分で問題にチャンレジ出来ます!
シンプルでとっつきやすい構造になっていますね!
間違えると、ちゃんと煽って叱ってくれますよ!
プログラムの簡単な説明
これはプラスボタンの中身です。
基本的に、リストと変数を上手に使って組み立てています。
書き込んだ問題分はQというリストへ、答えはAというリストに格納していく形ですね。
こちらは問題の正誤を判定するプログラムです。
格納したリストから乱数を使って問題を出題し、その問題と答えが合っているかを
もし~なら・でなければという条件分岐で判定していきます。
また、間違えた場合『番号をミスに追加する』というプログラムがありますが、これは間違えた問題を「ミス」というリストに追加し、
苦手な問題を再度復習出来るというとても素晴らしいアイデアだと思います。
TOP画面の黄色いチェックボタンを押せば、この「ミス」というリストに格納されている問題だけ出題するという流れですね。
まとめ
Scratchと言えば、ゲームやアニメーションを作成するというイメージをされる方が多いと思います。
しかし、もちろんこの様なゲーム等では無く自分自身の勉強の為のツールを制作出来る事も可能です。
この着眼点も素晴らしいですが、1番この作品の優れている点は「自分で自分の問題を作成」出来るという事でしょう。
文字通り自由度は無限大です。まさに子供から大人まで対応した学習ツールと言えますね☆アイデアの勝利とプログラムの技術が伴ったとても素敵な作品だと思います(*’▽’)